2025年5月29日(木)・30日(金)の2日間、東京ビッグサイトにて開催された「2025 NEW環境展」に参加いたしました。
本展示会は、廃棄物処理・再資源化・環境保全に関する最新技術やソリューションが一堂に会する、アジア最大級の環境産業展示会です。今年は「脱炭素社会と資源循環型社会の実現」をキーワードに、800社以上の企業・団体が出展し、3日間で約9万6千人が来場したようです。
注目した技術・ソリューション
弊社が特に注目した分野は以下の通りです。
- 産業廃棄物の再資源化技術
AIや画像解析を活用した選別技術、破砕・分別装置など、より高精度な資源回収を実現するシステムが多数出展されていました。 - 建設系廃棄物の処理効率化
弊社の事業と関わりの深い建設汚泥やコンクリートがらなど、建設系リサイクルの現場改善に直結する機器や事例を多数確認しました。 - 環境関連ソフトウェア・DX
廃棄物処理のトレーサビリティや運搬業務の効率化を支援するソフト・クラウドサービスが進化しており、今後の導入検討に向けて多くの学びがありました。
所感と今後に向けて
展示会を通じて感じたのは、業界全体が「脱炭素・効率化・デジタル化」に大きく進化しているということです。弊社としても、より効率的な事業運営を目指し、最新技術や制度動向を踏まえた対応を加速させる必要があると改めて実感しました。
特に、建設系リサイクルの現場改善に向けた取り組みは、環境負荷軽減と業務効率の両立という面でも重要性が高く、今後の設備投資や企業、自治体との連携強化に活かしていきます。
今後も、こうした展示会への参加や情報収集を積極的に行い、環境課題や地域社会に貢献できる企業であり続けられるよう努めてまいります。